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【材料】Eストアー---3Q売上高35.74億円、業績予想で利益を上方修正

Eストアー <日足> 「株探」多機能チャートより

Eストアー<4304>は9日、2017年3月期第3四半期(16年4-12月)決算を発表。売上高が35.74億円、営業利益が3.29億円、経常利益が3.23億円、四半期純利益が2.21億円だった。なお、前年同期は四半期連結財務諸表のみを開示し四半期財務諸表(個別)を開示していないため、前年同期との増減率は発表していない。

売上高について、マーケティング売上は堅調に推移。顧客店舗数に連動するストック売上高はシステム市場が過当競争から、顧客店舗数が減少し減収となった。顧客店舗の業績に連動するフロウ売上高は良質顧客の獲得とマーケティング支援を行ったことで、1顧客店舗当たりの売上が伸長した。損益面については、マーケティングサービスの体制強化による人件費の増加に加え、ブランディングやビットコイン決済導入など将来の利益拡大に向けた先行投資を行っていることが営業利益に影響した。

17年3月期通期については、顧客店舗数(保有数)が計画に足りないため売上高は期初業績予想に対して5.5%減の47.57億円(前期比2.1%増)とした。一方、利益面では販促の支出を大幅に削減できたため、営業利益は21.1%増の4.01億円(同36.2%減)、経常利益が19.3%増の3.95億円(同37.1%減)、当期純利益が18.1%増の2.70億円(同35.7%減)と上方修正した。

《TN》

 提供:フィスコ

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