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【経済】米利上げ確率が上昇すればNY金が下落?!、サンワード貿易の松永氏(三井智映子)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター三井智映子の「気になるレポート」です。金の価格が上昇していますね。松永さんは、『東京金は、NY金の上昇を受けて7営業日続伸となり、100円幅ほど上昇しました』と伝えており、その背景について、『トランプ政権の政策実施に対する不透明感からドル安が進み、NY金が買われました。そうした不透明感により3月のFOMCでの利上げ実施は難しいとの観測も、NY金の上昇要因となりました。年初からの上げ幅は、NY金で約8.3%、東京金で約3%となり、ドル安がNY金を押し上げたものの、ドル安による円高が東京金の上昇にブレーキを掛けたようです』との見解を述べています。

NY金は米大統領選後から下落トレンドとなり、昨年12月末ごろから上昇基調に転じました。今後のNY金については、『2月5日時点でのFF金利による利上げ確率は、3月が9%、4月が30%、5月が65%です。3月利上げ確率が9%にまで低下したことに加え、NY金が昨年11月の米大統領選の前日まであと40ドルほどに迫ったことを受けて、そろそろNY金の上昇基調が止まる可能性もありそうです。9%にまで低下した3月利上げ確率が今後上昇に転じれば、NY金が下落基調に転じる可能性も高まります』とのことです。
金に投資をされている方は注意をした方が良いかもしれませんね。


上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の2月9日付「金市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコリサーチレポーター 三井智映子

《FA》

 提供:フィスコ

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