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【材料】第一精工が一時ストップ高、前期経常が上振れ着地・今期は2.8倍増益へ

 コネクター大手の第一精工 <6640> が一時ストップ高まで買われ、昨年来高値を更新した。同社は9日に決算を発表。16年12月期の連結経常利益は前の期比65.9%減の8億円に落ち込んだが、従来予想の3億円を上回って着地。続く17年12月期は前期比2.8倍の22億円にV字回復する見通しとなったことが買い材料視された。

 前期上振れは昨年11月からの円安進行に伴い、為替差損が大幅に減少したことが主因。今期はロボット、医療分野をはじめとするIoT関連や車載用センサーなどの電装部品需要を取り込み、業績回復を見込む。

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