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【材料】カネカが値下がり率トップ、第3四半期2ケタ営業減益を嫌気

カネカ <日足> 「株探」多機能チャートより
 カネカ<4118>が急反落し、前引け段階で東証1部の値下がり率トップとなっている。8日の取引終了後に発表した第3四半期累計(16年4~12月)連結決算が、売上高4080億8200万円(前年同期比2.2%減)、営業利益245億7000万円(同16.3%減)、純利益129億5200万円(同21.0%減)と2ケタ減益となったことが嫌気されている。

 新製品やスペシャリティーの高い製品の拡販を進めたことで、全体として販売数量は増加したが、円高の進行による影響が大きかったほか、エレクトロニクス市場の需要低迷も響き減益を余儀なくされたという。

 なお、17年3月期通期業績予想は、売上高5600億円(前期比0.9%増)、営業利益385億円(同0.7%増)、純利益210億円(同0.1%増)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年02月09日 18時17分

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