【材料】<動意株・8日>(前引け)=エスクリ、川岸工業、DDS
エスクリ <日足> 「株探」多機能チャートより
川岸工業<5921>=ストップ高カイ気配。同社は7日の取引終了後、17年9月期の単独業績予想について、売上高を180億円から190億円(前期比3.5%増)へ、営業利益を13億円から22億7000万円(同4.3%増)へ、純利益を10億円から21億1000万円(同2.9%増)へ上方修正したことが好感されている。上期において、超高層ビルをはじめとする比較的高採算な物件への取り組みが進んでいることに加えて、第3四半期以降も採算の良い物件が見込まれることが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来10円を予定していた期末一括配当を16円(前期16円)に引き上げるとあわせて発表した。
ディー・ディー・エス<3782>=ストップ高カイ気配。同社は7日取引終了後に、17年12月期通期の連結経常利益は、3億3500万円(前期比4.1倍)を見込むと発表。同時に、収益性および財務体質の改善に伴い、「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したことを明らかにしており、これらが好感されているようだ。今期の売上高予想は17億2000万円(同43.8%増)。主力のバイオメトリクス事業は、前期に引き続き「自治体情報システム強靭性向上モデル」による自治体需要を見込んでいるほか、中央省庁や業界団体などからセキュリティー強化を盛り込んだガイドラインが発表されたことなどを背景に金融や医療、文教市場の需要が本格化してくるとみている。
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出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)