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【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家株師孔明:ブーム到来の電子タバコ!潤う関連銘柄は?

トランザク <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株師孔明」氏(ブログ「株師孔明の株ブログ」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年2月5日23時に執筆

【株師孔明の株ブログ】にて、株式投資ブログを執筆している「株師孔明」と申します。どうぞ、お見知りおきを。

電子タバコと聞くと、禁煙グッズのイメージが強かった。しかしながら現在では、火を使った従来のタバコと違い、ニコチンやタールが含まれておらず、健康被害が少ないということで電子タバコ関連銘柄に大きな注目が集まっている。

■電子タバコにブーム到来中

日本における電子タバコは、日本たばこ産業が「プルーム」という名で電子タバコを販売している。現在では、後継品の「プルームテック」が通信販売と福岡県の一部店舗で販売中だ。2015年にはフィリップモリス社から「IQOS」が販売され、これがテレビ番組の影響もあってか、爆発的な人気となり、電子タバコブームの火付け役となった。同年11月にはブリティッシュアメリカンタバコから仙台限定で「グロー」が販売されている。これらどれもが入手困難な状態に陥っており、生産がいまだに追いついていないほど需要が高まっている。

■電子タバコの大きなメリット

近年において、どちらかと言えばたばこ産業は世間から煙たがられているイメージが強かった。その一番の理由として挙げられるのが副流煙だろう。健康に大きく被害を及ぼすニコチンが含まれているタバコは、非喫煙者であっても煙を吸うだけで、タバコを吸っているのと同じ状態になると私たちは小学生の時点で教えられている。しかしながら、日本で販売されている電子タバコは法律上、ニコチンを含めることができない。そのため、通常のタバコに比べると、健康面で大きなアドバンテージがあると言える。

また、ご存じのとおり、タバコは増税の対象になりやすい嗜好品としても有名だ。過去には最大で1箱の値段が1000円になるとも報道がされており、これは喫煙者にとっても痛い出費だろう。しかしながら電子タバコはこのタバコ税が一切かからない。この点に着目をして、乗り換える人が今後も増え続けていくと予測され、大きな注目を集めている。

■電子タバコ関連銘柄

<7818>トランザクション
エコ、ビューティ&ヘルスケア、トラベル、ペットウェアといった雑貨製品の企画を手掛けている。また、イベント物販品といったグッズにおいても事業を展開。電子タバコ業界においては重要な存在であり、国内外の電子タバコブランドを専門に扱う「vape studio」を展開しており、国内最大級の品揃えで注目を集めている。今後、電子タバコが更に普及していくことによって、電子タバコ関連銘柄においても魅力的な存在であると言っても良いだろう。

<2914>日本たばこ産業
会社法に基づき、財務省管轄の特殊会社として設立された。たばこ事業を中核として、食品や医薬品も展開している。飲料事業も行っていたが、こちらはすでに撤退している。日本国内においてタバコと言われればこの企業を思い浮かべるだろう。電子タバコに関しても「プルームテック」を販売しており、実店舗が福岡県のみにも関わらず、通信販売によって大きく業績を伸ばしている。M&Aで海外タバコ事業にも積極的であり、注目しておきたい銘柄のひとつだ。

その他、注目している電子タバコ関連銘柄については、ブログの方で綴っているので、「株師孔明」と検索し、ブログに目を通して頂ければ幸いである。

その他、最新のテーマ株や注目している個別銘柄などもブログにて多数紹介中。話題の人工知能(AI)関連銘柄、カジノ関連銘柄、フィンテック関連銘柄、スパイバー関連銘柄、トランプ関連銘柄、ドローン関連銘柄、VR関連銘柄、電線地中化関連銘柄、リチウムイオン電池関連銘柄、IoT関連銘柄、ブロックチェーン関連銘柄、東京オリンピック関連銘柄、VR関連銘柄、自動運転関連銘柄、フランス大統領選関連銘柄、オランダ総選挙関連銘柄、ドイツ総選挙関連銘柄、有機EL関連銘柄など。

検索エンジンから「株師孔明」と検索して頂ければ当ブログが確認できる。稚拙な内容ではあるが、興味をもたれた投資家の諸兄姉に目を通して頂き役立てて頂ければ幸いである。
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執筆者名:株師孔明
ブログ名:株師孔明の株ブログ
ツイッター:@kabusikoumei

《MT》

 提供:フィスコ

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