市場ニュース

戻る
 

【材料】三菱地所、東京建物など堅調、業績好調を受けて不動産セクターが業種別値上がり上位に

菱地所 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱地所<8802>が反発。同社は6日取引終了後に17年3月期の連結業績予想の修正を発表。売上高にあたる営業収益を1兆1290億円から1兆1250億円(前期比11.5%増)微減額したが、営業利益を1800億円から1850億円(同11.3%増)へ、最終利益を900億円から950億円(同13.9%増)へ上方修正しており、利益増額修正は今期に入り2度目ということもあって、買いを誘導している。

 また、東京建物<8804>は3日続伸。同社は同日取引終了後に本決算を発表、17年12月期の連結業績予想については、営業収益が2550億円(前期比0.2%増)、営業利益は420億円(同15.5%増)、最終利益は220億円(同11.4%増)と前期の増益決算に続き今期も2ケタ増益を見込んでいることから、これがポジティブ視された。

 これらの銘柄が寄与する形で不動産セクターは業種別値上がり率でも首位を争っている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均