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【材料】タナベ経営---2017年3月期第3四半期は増収増益で好調を維持

タナベ経営 <日足> 「株探」多機能チャートより

タナベ経営<9644>は、2月3日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。2017年3月期第3四半期業績(4月~12月期累計)は、売上高が前年同期比0.3%増の65.49億円、営業利益が同6.4%増の8.45億円、経常利益が同7.2%増の8.77億円、四半期純利益は同3.2%増の6.00億円と増収増益となった。なお、同社では2016年9月28日に東京証券取引所第1部銘柄への指定を果たしている。

経営コンサルティング事業では、人件費の増加や九州本部・中部本部移転の影響等によりセグメント利益が減少したものの、チームコンサルティング型経営協力契約数が期中平均440契約(前年同期416契約)と伸び、1件あたりの契約単価も伸長し、また研究会やセミナーの参加者数も好調に推移したこと等により、売上高は前年同期比増となっている。SPコンサルティング事業では、高付加価値・高利益率の受注を優先。「こども・子育てファミリーマーケット」攻略支援を積極的化した結果、売上総利益率が向上し、また経営効率の改善にも努めた結果、セグメント利益が増加した。

17年3月期通期については、売上高が前期比2.4%増の85.00億円、営業利益が同1.1%増の8.65億円、経常利益が同1.6%増の9.00億円、当期純利益が同1.3%増の5.90億円とする5月13日に発表した期初計画を据え置いている。

《TN》

 提供:フィスコ

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