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【材料】農業総合研究所---九州初の直営集荷場、熊本市協力のもと新規開設

農業総研 <日足> 「株探」多機能チャートより

農業総合研究所<3541>は26日、熊本市の協力を受け、熊本県熊本市北区植木町に直営の集荷場である「植木集荷場」を新規開設した。

今回開設した植木集荷場は、同社にとって初の九州直営集荷場であり、九州産農産物の全国流通に向けての重要拠点と位置づけている。今後の九州事業拡大の足がかりの拠点としつつ、まずは、地域内農産物を大阪中心とした近畿圏に出荷し域外への販売拡大をねらう。さらに、熊本市協力のもと、自治体・生産者・企業等が一体となって地域発展に寄与できる体制を構築し、地域経済の好循環につなげる仕組づくりを目指す。

同社は全国の生産者とスーパーマーケットをITでダイレクトに繋ぎ、情報・物流・決済のプラットフォームを構築することで、これまでになかった新しい農産物流通システム「農家の直売所」を展開している。現在、「植木集荷場」を含め全国に62か所の集荷場を構え、6,000名を超える登録生産者が規格にとらわれず自由に生産・梱包した農産物を持ち込み、自ら販売価格や販売先を決めて出荷している。また、値札(バーコード)シールには生産者の名前(屋号)が入り、こだわりをもって生産した農産物を“顔の見える”形で生活者に届ける流通を実現している。

《TN》

 提供:フィスコ

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