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【材料】TOKAIホールディングス---2017年3月期第3四半期累計決算は大幅増益で過去最高益を更新

TOKAI <日足> 「株探」多機能チャートより

TOKAIホールディングス<3167>は31日、2017年3月期第3四半期累計(2016年4~12月期)決算を発表した。

売上高が前年同期比2.1%減の1274.32億円、営業利益が同104.5%増の81.93億円、経常利益が同110.3%増の82.46億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同247.6%増の48.50億円となった。

当第3四半期連結累計期間における業績については、売上高はガスの販売価格の引下げ等により前年同期比2.1%の減少となったが、利益面では当期の重点施策である光コラボ、アクア事業における収益改善が順調に進んだことなどにより、営業利益は同比104.5%増、経常利益は同110.3%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は同247.6%増と利益面で大幅な増加となった。

2017年3月期通期の業績予想は、第2四半期に上方修正し、売上高が前期比0.7%減の1797.00億円、営業利益が同54.7%増の127.50億円、経常利益が同51.6%増の123.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同88.0%増の65.00億円としている。

当連結会計年度は同社グループの中期経営計画における締め括りの年度となる。同社グループが掲げる構想は、「取引の複数化」「お客様との強固な関係づくり」をテーマとしており、家庭向け既存サービスであるガス・ISP・CATV・アクアなどのラインアップに、この4月からは電力サービスを加え、顧客獲得活動とともに、家庭向けサービスのセット化(セット割引・契約数によるポイント付与)での獲得についても注力している。

《TN》

 提供:フィスコ

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