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【材料】八洲電機---3Qは営業損失に転落も受注高と受注残は計画通り進捗、4Qに集中計上を見込む

八洲電機 <日足> 「株探」多機能チャートより

八洲電機<3153>は、1月30日、2017年3月期第3四半期決算を発表した。2017年3月期第3四半期連結業績(4月~12月期累計)は、売上高が前年同期比8.5%減の483.78億円、営業損失が3.77億円(前年同期は3.07億円の営業利益)、経常損失が2.66億円(同4.03億円の経常利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は3.17億円(同8.04億円の親会社株主に帰属する四半期純利益)となった。

セグメント別では、プラント事業の売上高が前年同期比8.2%減の109.61億円、営業利益が同14.8%減の5.20億円、産業システム事業では売上高が同3.6%減の183.16億円、営業利益が同9.8%減の7.74億円、社会インフラ事業の売上高が同8.6%増の67.33億円、営業損失が1.54億円(前年同期は0.42億円の営業利益)、電子デバイス・コンポーネント事業の売上高が前年同期比21.5%減の123.66億円、営業利益が同29.3%減の0.82億円。同社の売上高は第4四半期に集中する構造で、今期においては受注高および受注残は計画通り進捗していると同社は説明している。特にプラント事業および産業ステム事業では前期を上回る利益の確保を見込んでいるため、同社は通期業績予想の売上高800.00億円(前期比2.2%増)、営業利益20.10億円(同6.5%増)、経常利益21.50億円(同7.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益12.80億円(同29.3%減)を据え置いている。期末の1株当たり配当予想も13円で変更なし。

《TN》

 提供:フィスコ

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