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【市況】国内大手証券、春にかけ2万円定着目指す 自動車以外の景気敏感業種を推奨

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 みずほ証券は、27日に発行したストラテジーマンスリーで「春にかけて日米株高の継続」を予想し、日経平均は2万円定着を目指す動きを見込んでいる。業種別では「自動車以外の景気敏感業種を推奨」した。世界の株式市場は、トランプ大統領の言動に左右される展開が続くとみている。特に、みずほ総研では市場税率では所得税率は2%、法人税は20%の引き下げが7月に実施され、インフラ投資や国防費の増額は10~12月から実施されると想定している。こうしたなか、「春にかけて決まる財政刺激策の具体化は株式市場から歓迎されよう」と指摘。日本でも、4~5月に公表される17年度の増益予想や株主還元の増加が株価の押し上げ要因になるとみており、「日経平均は3~4月にかけて、2万円程度に上昇しよう」とみている。セクター別では「電機、機械、卸売り、銀行、保険のオーバーウエート、医薬品、食品、サービス、電力・ガスのアンダーウエート」を維持。景気敏感業種のオーバーウエートを維持するが、輸送機のみアンダーウエートに引き下げている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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