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【市況】東京株式(寄り付き)=模様眺めのなか売り優勢で始まる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 30日の東京株式市場は売り優勢、寄り付きの日経平均株価は前週末比96円安の1万9371円と反落。

 前週末の欧米株市場は高安まちまち、米国株市場ではNYダウが小幅安もナスダック指数が強含むなど方向感の定まらない展開だったが、前週後半に日経平均は3日続伸で680円程度水準を切り上げていたこともあって、足もとは利益確定の売りも出やすい状況となっている。米10~12月期のGDPは前期比年率1.9%増と7~9月期からは大幅鈍化し、市場コンセンサスも下回ったが、これを特に嫌気する売りはみられず、引き続き米国経済を主軸とした世界的な景況感の改善が株式市場の下値を支える格好となっている。一方東京市場では、きょう、あすの日程で行われる日銀の金融政策決定会合を前に積極的に上値を買う動きも想定しにくく、模様眺めのなか比較的狭いレンジでのもみ合いが想定される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、8業種前後が高く、値上がり上位に空運、水産、ゴム製品など。値下がりでは保険、銀行、鉱業、電力ガス、金属製品など。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年01月30日 09時13分

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