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【通貨】来週の為替相場見通し=米政権の動向と重要イベントをにらみながらの展開か

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 来週の外国為替市場のドル円相場は、米政権の動向と相次ぐ重要イベントをにらみながらの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=113円00~117円00銭。

 今週は、トランプ米政権の経済政策に対する期待感と保護主義的な面への警戒感がドル円相場に影響を与えた。週初に112円台半ばまでドルが売られたあとは週末にかけて115円台前半まで値を戻したが、来週もトランプ米大統領の発言に神経を尖らせることになりそうだ。また、来週は日銀金融政策決定会合(1月30~31日)や米連邦公開市場委員会(FOMC、1月31日~2月1日)のほか、米1月雇用統計(2月3日)など重要イベントが相次ぐ。このため模様眺めムードが広がりやすいとみられるが、日米金利差の拡大思惑が台頭すればドル買い・円売りの動きが強まる可能性がある。このほか、米国ではPCEコアデフレーター(1月30日)、1月ADP雇用統計(2月1日)、1月ISM製造業景況指数(2月1日)などの発表が予定されている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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