【通貨】外為サマリー：１ドル１１４円６０銭台で推移、米市場でドルが買われた流れを引き継ぐ

　２７日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時時点で１ドル＝１１４円６２銭前後と前日午後５時時点に比べ８０銭強のドル高・円安で推移している。

　前日のニューヨーク市場ではトランプ米政権の政策期待を背景に、ドル円相場は一時１１４円８６銭まで上昇。東京市場もこの流れを引き継ぐかたちで堅調に推移している。午前９時頃には１１４円３０銭台に伸び悩む場面もあったが、日経平均株価が強含むにつれて再びドルを買う動きが強まっている。なお、総務省が朝方発表した１６年１２月の全国消費者物価指数（２０１５年＝１００、生鮮食品を除く）は９９．８と、前年同月比で０．２％下落（市場予想は０．３％下落）したが、今のところ大きな影響はみられていない。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．０６８２ドル前後と同０．００５０ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では１ユーロ＝１２２円４３銭前後と同３０銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）