【市況】東京株式（寄り付き）＝買い優勢、円安など好感して利食いこなす

　２７日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比５１円高の１万９４５３円と続伸。

　前日の米国株市場ではＮＹダウが２万ドル回復の余勢を駆って連日の最高値更新となったが小幅の上昇にとどまり、ナスダック指数は上昇一服となった。ただ、外国為替市場では１ドル＝１１４円台後半と円安方向に傾いており、これが主力株には追い風材料。前日までの２日間で日経平均は６００円を超える上昇をみせていることもあって足もと利益確定の動きもみられるが、引き続きリスクを取る動きが優勢となっている。週末ということもあって、引けにかけては手仕舞い売りが上値を重くする可能性もある。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、２９業種前後が高い。値上がり上位に鉱業、保険、銀行、ゴム製品、空運など。値下がりは化学、鉄鋼、輸送用機器など。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）