【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … デファクト、T&C、鉱研工業 (1月25日発表分)
KIHD <日足> 「株探」多機能チャートより
―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の1月24日から25日の決算発表を経て26日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 KIHD <6747>
17年9月期第1四半期(10-12月)の連結経常利益は前年同期比53.1%減の6.8億円に大きく落ち込み、10-3月期(上期)計画の36億円に対する進捗率は18.9%にとどまり、5年平均の28.1%も下回った。
▲No.4 鉱研工業 <6297>
17年3月期の連結経常利益を従来予想の6億8000万円→3億4000万円(前期は7億3900万円)に50.0%下方修正し、減益率が8.0%減→54.0%減に拡大する見通しとなった。
▲No.5 日本アビオ <6946>
17年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常損益は5.5億円の赤字(前年同期は1.4億円の赤字)に赤字幅が拡大した。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3832> T&C JQ -63.06 1/25 本決算 -
<3545> デファクト 東M -8.16 1/25 1Q -
<6747> KIHD 東2 -2.33 1/25 1Q -53.09
<6297> 鉱研工業 JQ -0.48 1/25 3Q -87.29
<6946> 日本アビオ 東2 -0.45 1/25 3Q 赤拡
<4832> JFEシステ 東2 -0.06 1/25 3Q 50.86
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした26日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース