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【市況】国内大手証券、サムスン電子の設備投資計画などについて考察

 東海東京調査センターは、半導体業界に対する考察の一環として25日付でサムスン電子についてのリポートを出している。

 サムスン電子は24日に16年12月期通期の連結決算を発表したが、営業利益は前期比11%増の29.2兆ウォン(約2.9兆円)と好調だった。半導体事業が収益を牽引しており、具体的には中国スマートフォン向けにDRAMやNANDの需要拡大が寄与している。16年12月期の通期設備投資は、計画の27兆ウォンに未達ながら、前年比横ばいの25.5兆ウォンと過去最大級の水準を実施。そのうち半導体事業が13.2兆ウォンを占めた。四半期別では第4四半期に10.8兆ウォンと過去最大の投資を半導体中心につぎ込んでいる。17年12月期の設備投資については確定していないが、ITからIoT、人工知能(AI)、自動運転などへのパラダイムシフトを背景に意欲的であるとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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