【市況】ETF売買動向＝26日前引け、ｉシェアエマ、ＮＹダウブルが新高値

　26日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比16.4％増の1296億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同15.3％増の1196億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ Ｓ＆Ｐ５００　ＶＩＸ　インバース <2049> 、ｉシェアーズ　エマージング株 <1582> 、ＮＥＸＴ　ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> など12銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ中期先物指数 <1561> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> が3.98％高、ＮＥＸＴ　銀行 <1631> が3.85％高、日経３００上場投信 <1319> が3.33％高と大幅な上昇。

　一方、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> は21.05％安、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> は6.24％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が275円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金867億5400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金668億4500万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が147億1300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が50億2800万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が43億2300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が31億8500万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が13億6800万円の売買代金となった。

株探ニュース