【材料】日本電産が反落、17年3月期営業利益予想を上方修正も材料出尽くし感強まる
日電産 <日足> 「株探」多機能チャートより
上方修正は、車載向けモーターや、液晶ガラス基板および有機EL搬送用ロボットの販売好調などで第3四半期業績が想定を上回っており、これを反映させたことが要因だという。また、1~3月期の想定為替レートを1ドル=100円から110円へ、1ユーロ=110円から117円に変更したことも寄与する。
同時に発表した第3四半期累計(16年4~12月)決算は、売上高8682億2800万円(前年同期比3.0%減)、営業利益1061億9700万円(同17.6%増)、純利益816億3800万円(同17.4%増)だった。
また、上限を500万株(発行済み株数の1.69%)、または500億円とする自社株買いもあわせて発表したが、これに対する反応は限定的のようだ。取得期間は1月27日から来年1月26日まで。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)