市場ニュース

戻る
 

【通貨】東京為替:ドル・円はもみあい、調整の売りと押し目買いが交錯

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより

24日午前の東京外為市場では、ドル・円はもみあい。前日海外市場から続く調整の売りと値ごろ感による押し目買いが交錯する展開となった。

前日海外市場では、トランプ政権による保護主義的な通商政策への思惑から、ドル・円はさらに調整が強まった。今日のアジア市場でもこの流れを受け継ぎ、一時112円53銭まで値を下げた。

その後、押し目買いで113円を回復したものの、日経平均株価が引き続き節目の19000円台を下回ったことで回復ペースの鈍いことが嫌気され、戻りは限定的となった。

ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いが続いており、目先も株価反転を見込んだドル買いは入りにくいだろう。

ここまでのドル・円の取引レンジは112円53銭から113円13銭、ユーロ・円は121円21銭から121円60銭、ユーロ・ドルは1.0754ドルから1.0772ドルで推移した。

【要人発言】

・安倍首相
「アベノミクスは為替頼みとの指摘は当たらない」

・ターンブル豪首相
「TPPは米国抜きで前進可能」

・麻生財務相
「米国のTPP離脱は日本にとってすぐに影響が出る話ではない」

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均