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【材料】<注目銘柄>=インテリックス、マンション再生販売が来期回復へ

インテリクス <日足> 「株探」多機能チャートより
 インテリックス<8940>は中期スタンスで今が買い場だ。今年に入り13週・26週移動平均線がゴールデンクロスを示現、底入れの初動を鮮明としており先高期待が強い。

 同社は中古マンションを新築のように改装して販売するリノベーションマンション事業を手掛ける。17年5月期は売上高が前期比16.4%増の453億5100万円と2ケタ伸長を見込むものの、営業利益段階では、人員コストや販売管理費が足かせとなり、同4.3%減の16億8300万円を会社側では見込んでいる。さらに1億円程度の下振れリスクも考慮される。しかし、株価的にはこれを織り込み、既に株式市場では18年5月期の回復を買う流れが形成されている。

 建築費の高騰などで新築マンション市場が縮小するのとは裏腹に、リノベーションマンション市場は拡大傾向を強めており、18年5月期はこの流れを背景に営業利益は18億円前後まで回復するとの見方が強い。今期減益決算をベースに換算しても時価予想PERは9倍弱でPBRも0.8倍程度にとどまっており、割安感が強い。4%に達する高配当利回りも魅力といえる。(銀)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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