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【市況】NY原油:反落で52.75ドル、米リグ稼動数増加が改めて嫌気されて


NY原油先物は反落(NYMEX原油3月限終値:52.75↓0.47)。52.21ドルから53.47ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。先週末、米石油会社ベーカー・ヒューズが発表した米国での石油掘削に使用する設備(リグ)の稼動数増加(前週比29基増の551基)が、引き続き重しとなった。

一方、石油輸出国機構(OPEC)の加盟国と一部非加盟国の主要閣僚が開催した監視委員会では、減産の順守を確認。世界的な需給緩みに対する警戒感はさほど高まっていない様子。

チャートでは、25日移動平均線(52.6ドル水準)をでのもみ合いとなっている。11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げる展開だが、上値も徐々に重くなっている。

《WA》

 提供:フィスコ

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