【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … 東京製鉄、ＪＡＦＣＯ、モバファク　(1月20日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の1月19日から20日の決算発表を経て23日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ゲンダイ <2411>
　17年3月期の連結経常利益を従来予想の10.4億円→13.2億円(前期は11.2億円)に26.9％上方修正し、一転して16.9％増益見通しとなった。

★No.2　アクシーズ <1381>
　17年6月期第2四半期累計(7-12月)の連結経常利益は前年同期比18.4％増の16億円に伸び、通期計画の24.5億円に対する進捗率は65.3％となり、5年平均の62.7％とほぼ同水準だった。

★No.3　東京製鉄 <5423>
　17年3月期の連結最終利益を従来予想の90億円→95億円(前期は191億円)に5.6％上方修正し、減益率が53.0％減→50.4％減に縮小する見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2411> ゲンダイ 　　　ＪＱ 　 +11.83 　　1/20　　　3Q　　　 18.06
<1381> アクシーズ 　　ＪＱ　　 +7.79 　　1/20　　上期　　　 18.43
<5423> 東京製鉄 　　　東１　　 +5.87 　　1/20　　　3Q　　　-37.44
<3912> モバファク 　　東Ｍ　　 +1.53 　　1/20　本決算　　　 22.26
<8595> ＪＡＦＣＯ 　　東１　　 +1.34 　　1/20　　　3Q　　　-43.26

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした23日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース