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【材料】神戸鋼が下げ渋る、米GE社向け大型ジェットエンジン用チタン合金鍛造品の認定を取得

神戸鋼 <日足> 「株探」多機能チャートより
 神戸製鋼所<5406>が後場に入り下げ幅を縮めている。この日、米ゼネラル・エレクトリック(GE)社が製造する民間航空機向け大型エンジンに使用されるチタン合金鍛造品のサプライヤーとして、同エンジンの共同開発パートナーであるIHI<7013>から認定を受け、チタン合金鍛造品(シャフト)の供給を開始したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入っている。

 シャフトやディスクと呼ばれる回転体部品は、航空機用ジェットエンジンに使用されるチタン合金鍛造品の中でも特に高い品質が要求されるほか、航空機用ジェットエンジンに使用されるチタン合金鍛造品としては最大級の大型部品となるという。神戸鋼では3年前から開発に着手していたが、今回、IHIから認定を得て量産供給を開始。日立金属<5486>との合弁会社日本エアロフォージで鍛造を行うとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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