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【市況】東京株式(大引け)=65円高、トランプ氏就任控え先物主導で買い優勢に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 20日の東京株式市場は根強く買いが続き、上値指向を継続。買い手控えムードが漂うなかも売り圧力は限定的であり、後場は次第高の展開となった。

 大引けの日経平均株価は前日比65円66銭高の1万9137円91銭と3日続伸。東証1部の売買高概算は17億9140万株、売買代金概算は2兆649億6000万円。値上がり銘柄数は1152、対して値下がり銘柄数は709、変わらずは142銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前日の米国株市場でNYダウが5日続落と調整色を強めるなか、朝方こそ安く始まったものの、その後はプラス圏に切り返した。トランプ氏の大統領就任式を前にこれを見極めたいとの思惑が強く、模様眺めの展開ながら、下値を売り込む動きもみられなかった。次期米財務長官に就く予定のムニューチン氏がドル高を肯定する発言をしたことで、円の先安観が全体相場を支えた。後場に入ると外国人投資家の先物買いが観測されたほか、ショートポジションを組んでいた機関投資家の買い戻しも加わり、日経平均は漸次水準を切り上げる展開に。ただ、引け際に手仕舞い売りが出てやや伸び悩んでの着地となった。売買代金は低調だが、2兆円台をかろうじてキープしている。

 個別では、売買代金断トツの東芝<6502>が朝安後にプラス圏に切り返し、東芝テック<6588>、東芝機械<6104>も値を飛ばす展開となった。ソフトバンクグループ<9984>も高い。ボルテージ<3639>は急伸。SUMCO<3436>、信越化学工業<4063>が上昇し、コマツ<6301>も堅調だった。このほか、メタップス<6172>が買われ、竹内製作所<6432>も物色人気。さくらインターネット<3778>も買い直された。

 半面、任天堂<7974>、小野薬品工業<4528>などが軟調、JR東海<9022>も冴えない。タカタ<7312>が連日のストップ安で売り物を残したほか、日本ライフライン<7575>も大幅安となった。U-NEXT<9418>、イー・ガーディアン<6050>も値を下げた。ホシデン<6804>が売られ、池上通信機<6771>、東京テアトル<9633>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2017年01月20日 16時08分

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