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【市況】NY原油:反発で51.37ドル、IEA月報を材料視した格好に


NY原油先物は反発(NYMEX原油2月限終値:51.37↑0.29)。51.02ドルから51.87ドルのレンジで推移した(時間外取引含む)。国際エネルギー機関(IEA)発表した月報では、石油輸出国機構(OPEC)16年12月に生産を前月から減らしており、17年1月には減産ペースが加速する可能性があると指摘。この内容を受けて、需給面を材料とした買いが入った。

一方、米エネルギー情報局(EIA)が発表した米石油在庫統計では、原油在庫の増加幅が市場予想を上回る格好に。米国での需給の緩みが重しとなり上値は限定的となった。

チャートでは、25日移動平均線(52.5ドル水準)を割り込んでいる。11月24日安値42.20ドルを起点に下値を切り上げる展開だが、上値はやや重くなっている。

《WA》

 提供:フィスコ

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