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【通貨】外為サマリー:1ドル114円80銭前後へ上昇、イエレン発言受けドル高基調に

ドル円 <5分足> 「株探」多機能チャートより
 19日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=114円80銭前後と前日午後5時時点に比べ1円40銭強のドル高・円安で推移している。

 前日にイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)が講演を行い、先月時点で「2019年末にかけて年数回の利上げを想定していた」と発言。これを受け、ニューヨーク市場では米10年債利回りが上昇するとともにドル買いが活発化。114円ラインを突破すると引けにかけ114円後半までドルは急伸した。

 この日の東京市場に移ってからも高値圏で堅調に推移。午前9時過ぎに一時114円89銭まで上昇した。ただ、115円に接近する場面では売りが膨らんでいる様子だ。今晩はムニューチン米財務長官候補の指名公聴会が予定されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0626ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ安・ドル高だった。対円では1ユーロ=121円98銭前後と同1円前後のユーロ高・円安で推移している。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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