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【通貨】NY為替:ドル反発、イエレンFRB議長は利上げ継続を示唆

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円19銭から114円76銭まで上昇し、114円65銭で引けた。この日発表された12月米消費者物価指数(CPI)の上昇や12月鉱工業生産の改善がドル買い材料となった。また、18日公表された米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、全米経済状況が引き続き改善していることや物価の上昇が指摘された。イエレンFRB議長は講演で「経済がFRBの2つの責務目標達成に近い」との見解を示したため、年内複数回の利上げを織り込むドル買いが再燃した。

ユーロ・ドルは、1.0703ドルから1.0629ドルまで下落し、1.0630ドルで引けた。ユーロ・円は、120円94銭から121円99銭まで上昇した。ドル高・円安の進行に連れてユーロは対円で反発した。ポンド・ドルは、1.2349ドルから1.2255ドルへ下落した。ドル・スイスは、1.0009フランへ下落後、1.0076フランへ急伸した。

《MK》

 提供:フィスコ

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