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【市況】米国株見通し:そろそろリバウンドなるか見極め

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

S&P500先物 2265.25(+2.50) (19:35現在)
ナスダック100先物 5047.50(+7.25) (19:35現在)

19:35時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小動きに推移している。また、NYダウは15ドル高程度で推移。欧州は小幅ではあるが全般売り優勢の展開。

17日の米株式市場は下落。トランプ次期米大統領がドル高への警戒感を示したほか、英国のメイ首相が欧州連合(EU)離脱に関して演説を行い、先行き不透明感から売りが先行した。主要企業決算は予想を上回る好調な内容となったものの、利益確定の動きが目立っていた。ダウ平均は58.96ドル安の19826.77、ナスダックは35.39ポイント安の5538.73。

英国のEU離脱については警戒感が拭えないものの、前日のメイ首相の演説により、若干ではあるがアク抜けが意識されよう。前日は決算評価の動きが限られていたが、本日はシティグループ、ネットフリックス、ゴールドマンの決算が予定されている。予想を上回る内容となれば、評価材料になるとみておきたい。

経済指標などの経済イベントでは、消費者物価指数(12月)、鉱工業生産指数(12月)、設備稼働率(12月)、NAHB住宅市場指数(1月)、地区連銀経済報告(ベージュブック)、イエレンFRB議長がパネル討論会に出席、ミネアポリス連銀総裁講演が予定されている。

NYダウは横ばい推移が続いているが、支持線として意識されていた25日線を下回ってきている。一目均衡表では遅行スパンが実線に接近してきており、そろそろリバウンドをみせてこないと、週末にもシグナルが悪化する。

《KK》

 提供:フィスコ

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