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2017年01月18日17時50分

【特集】農業総合研究所 Research Memo(5):主力の委託販売システムが売上構成比8割を占める

農業総研 <日足> 「株探」多機能チャートより

■事業の状況

(2)売上構成

農業総合研究所<3541>の売上構成の中身は委託販売システム、買取委託、卸販売である。2016年8月期における各々の売上構成比は、80.1%、13.1%、6.9%となった。

委託販売システムでは、スーパー等の直売コーナーで委託販売を行う流通経路を同社が提供している。流通総額のうち、同社手数料部分を売上高に計上しており、原則売上原価の計上はない。おおむね販売金額の15%が同社の収益となる。

買取委託というのは、同社が農産物を買取り、スーパー等で委託販売を実施、流通総額のうち、スーパー等の販売手数料を差し引いた金額を売上高に計上し、買取仕入高を売上原価に計上している。買取委託は、商品のばらつきをなくし、多品種を豊富に陳列するためにまとめて仕入れる必要がある場合に行っている。主に新規店舗をオープンする際の方法で、一旦生産者から買取を行うため、在庫リスクを同社が負うことになる。

卸販売は、同社が農産物を買取り、スーパー等へ販売を行う、通常の仕入販売を指す。スーパー等へ販売した金額を売上高に計上し、買取仕入高を売上原価に計上している。卸販売は、仕入販売を行うスーパー等が在庫リスクを持つ。
同社は今後も委託販売システムの比率を増やす方針だ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 福田 徹)

《HN》

 提供:フィスコ
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