市場ニュース

戻る
 

【市況】18日の株式相場見通し=1ドル=112円台の円高を受け売り先行

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 18日の東京株式市場は、外国為替市場で円高・ドル安が一段と進行していることを嫌気して、売りが先行する推移となりそうだ。18日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=112円70銭台と前日に比べて円高・ドル安が進行している。

 17日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前週末比58.96ドル安の1万9826.77ドルと3日続落した。トランプ次期米大統領が米紙ウォール・ストリート・ジャーナルとのインタビューで、中国の人民元相場に関連して米ドルが高すぎると発言し、今後の保護主義的な経済政策への不透明感から利益確定売りが優勢となった。ナスダック総合株価指数は、前週末比35.389ポイント安の5538.727と反落した。

 日程面では、16日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米次期商務長官の公聴会、イエレンFRB議長がサンフランシスコで講演、米地区連銀経済報告(ベージュブック)、石油輸出国機構(OPEC)月報、米12月の消費者物価指数・鉱工業生産・設備稼働率が焦点となる。(冨田康夫)

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均