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【テク】日経平均テクニカル:大発会の上昇部分を帳消しに


大幅続落。寄付き後早い段階で19000円を下回ると、いったんは下げ渋りをみせて19000円を挟んでの強弱感もみられたが、大引けにかけてじりじりと下げ幅を広げてきている。昨年末の大納会でつけた直近安値水準をあっさり割り込んでおり、大発会の上昇部分を帳消しにしている。ボリンジャーバンドでは、バンドが収れんするなかで-2σ水準まで下げており、調整一巡感が意識されやすい。一目均衡表では支持線意識の基準線を割り込んできている。また、遅行スパンは下向きで実線に接近している。明日は実線が18770円辺りで位置しているところであり、調整が続いてしまうと下方転換シグナルを発生させてくる。価格帯別出来高は、商いが積み上がっていた19100-19300円処を明確に下放れている。18200-18400円処までは真空地帯であり、下に走りやすいところではある。

《SK》

 提供:フィスコ

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