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【市況】マザーズ指数は続落、日経平均弱含みで利益確定売り、メタップスなど急伸/マザーズ市況

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、外部環境の不透明感から日経平均が軟調推移となるなか、マザーズ指数は中小型株への物色シフトを背景にプラスへと切り返す場面があった。しかし、本日予定されるメイ英首相の演説を前に日経平均が後場弱含むと、マザーズ市場でも利益確定売りが広がった。なお、マザーズ指数は続落、売買代金は概算で1177.35億円。騰落数は、値上がり80銘柄、値下がり143銘柄、変わらず5銘柄となった。
 個別では、リファインバス<6531>、エボラブルA<6191>、リネットジャパン<3556>、サイバーダイン<7779>などが下落し、時価総額上位のSOSEI<4565>やミクシィ<2121>も小幅安で取引を終えた。また、今期の利益見通しを下方修正したバーチャレクス<6193>が急落してマザーズ下落率トップとなり、このところ上昇の目立っていたアスカネット<2438>やキャリア<6198>は利益確定売りが強まった。一方、Gunosy<6047>がマザーズ売買代金トップで続伸。ただ、朝方急伸すると上げ幅を縮める展開となった。フィット<1436>やサイバーS<3810>は連日のストップ高。第1四半期決算が好感されたメタップス<6172>や、アンビション<3300>、オウチーノ<6084>は10%超の大幅高となった。アンジェス<4563>は国内で高血圧DNAワクチンに関する特許が成立したと発表し、後場急伸する場面があった。その他では、アカツキ<3932>、マイネット<3928>、ベイカレント<6532>などが上昇した。
《HK》

 提供:フィスコ

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