【通貨】東京為替：株安一服でドルは114円27銭まで戻す

17日午前の東京市場でドルは114円20銭台で推移。日経平均株価の下げは縮小しており、リスク選好的なドル買いが多少入っている。仲値時点のドル需要は通常並だったようだ。メイ首相の欧州連合（EU）離脱に関する演説を確認したい投資家が多いことや、113円台後半には個人勢などのドル買い興味が残されており、アジア市場でドルが113円台前半まで下落する可能性はほぼなくなった。ただし、ドルが大きく戻すイメージは持てないとの見方は変わっていない。ここまでのドル・円の取引レンジは113円83銭から114円27銭。
・ユーロ・円は、円120円81銭から121円17銭で推移
・ユーロ・ドルは、1.0598ドルから1.0619ドルで推移

■今後のポイント
・113円50銭近辺に個人勢などのドル買い興味残る
・1ドル＝118円以上で輸出企業などのドル売り予約が増えるとの見方

・NY原油先物（時間外取引）：高値52.72ドル　安値52.12ドル　直近値52.52ドル

【要人発言】
・元中国人民銀行委員の余氏
「中国は元の自由な変動容認を（上海証券報）」

《MK》

　提供：フィスコ