【特集】プラザクリエイト Research Memo(9):前期比2円増配の7円配を計画
プラザクリエ <日足> 「株探」多機能チャートより
■株主還元
プラザクリエイト<7502>は株主還元について配当によることを基本としている。公約配当性向の定めはないが、過去の推移を見ると配当性向30%を1つの目安としていることが読み取れる。しかしここ数年は同社の構造改革で利益水準が大きく低下し、配当性向ではなく配当の安定性の見地から、配当額が決定される状況となっている。
同社は2016年3月期において1株当たり当期損失60.47円を計上したものの、配当は前期比2円減配ながらも5円配を行った。2017年3月期については、予想1株当たり利益は7.33円と黒字転換が予想されており、配当は前期比2円増配の7円配の計画が公表されている。予想配当性向は95.5%と高い水準となるが、来期以降の収益の本格回復とその後の拡大を見据えて、安定配当の実施を重要視したためと弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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提供:フィスコ