市場ニュース

戻る
 

【市況】11時時点の日経平均は反落、タカタが急反落し下落率上位にランクイン

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

11時00分現在の日経平均株価は19144.75円(前週末比142.53円安)で推移している。13日の米国市場では、大手行の決算が好感される一方、軟調な経済指標が重しとなってNYダウは5ドル安となった。17日にメイ英首相の演説、また20日にトランプ次期米大統領の就任式を控え、外部環境を巡る不透明感から円相場は1ドル=114円台まで上昇しており、本日の日経平均は68円安からスタートした。寄り付き後も下げ幅を広げ、一時19132.57円(同154.71円安)まで下落する場面があった。

個別では、売買代金トップの任天堂<7974>が2%超の下落で推移しているほか、トヨタ自<7203>、ソフトバンクG<9984>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ソニー<6758>などがさえない。ファーストリテ<9983>も軟調で指数を押し下げている。新日鉄住金<5401>は3%超の下落。火災の発生した大分製鉄所厚板工場の操業再開が9月になる見込みと発表している。また、タカタ<7312>が足元で8%安と急反落しており、古野電<6814>や日立工<6581>などとともに東証1部下落率上位に顔を出している。一方、大塚HD<4578>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>などがしっかり。三菱UFJ<8306>やNTT<9432>は小幅高で推移している。また、さくら<3778>が連日の大幅高となっており、フリュー<6238>やダイト<4577>とともに東証1部上昇率上位となっている。

(株式アナリスト 小林大純)

《HK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均