市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円一時急落も米国株高で切り返す

ドル円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより

11日のニューヨーク外為市場でドル・円は、116円87銭まで上昇後、114円25銭まで下落したが、115円41銭で引けた。トランプ次期大統領の記者会見への期待感でドル買いが一時強まった。しかし、会見ではロシア絡みのサイバー攻撃に関する質問に集中し、景気刺激策に触れることはなかった。このため失望感が広がりドルの売り戻しが一時加速したが、NYダウの反転を意識してドルを買い戻す動きが活発となった。

ユーロ・ドルは、1.0454ドルまで下落後、1.0623ドルまで上昇し、1.0583ドルで引けた。ユーロ・円は、122円33銭から一時121円25銭まで下落したが、122円10銭で引けた。ポンド・ドルは、1.2039ドルから1.2272ドルまで上昇。英国中銀のカーニー総裁が最近の指標が中銀の見通し引き上げに一致したと景気やインフレに楽観的見方を示したためポンド買いが優勢となった。ドル・スイスは、1.0248フランから1.0102フランまで下落した。安全通貨フラン買いが強まる場面があった。

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均