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【材料】信越化が上場来高値を視野、半導体関連の大相場続く

信越化 <日足> 「株探」多機能チャートより
 信越化学工業<4063>が一時340円を超える上昇をみせ、昨年12月9日の高値9422円を払拭して昨年来高値を更新。長期波動でも2007年7月につけた上場来高値9580円が視界に迫ってきた。シリコンウエハーの最大手ベンダーとして、最近の半導体関連相場に乗り株価は上値追いを鮮明化させている。このほか、SUMCO<3436>も買われているほか、東京エレクトロン<8035>などの半導体製造装置株も軒並み上昇している。

 産業革新ともいわれる3次元NAND型フラッシュメモリー関連投資にメーカー各社は一斉に増強に動いており、半導体関連株はかつてない高揚感を伴って買い進まれている。米国のフィラデルフィア取引所が発表している半導体関連銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数は昨年末にひと押し入れたものの、年明けは25日移動平均線を足場にプラスに切り返し、最高値近辺での推移が続いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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