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【材料】ピックルスが反落、第3四半期業績は野菜価格の高騰響き営業利益11%減

ピックルス <日足> 「株探」多機能チャートより
 ピックルスコーポレーション<2925>が反落している。29日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算が、売上高274億円(前年同期比18.6%増)、営業利益6億6400万円(同11.2%減)、純利益4億8500万円(同12.4%減)と2ケタ営業減益となったことが嫌気されている。

 「ご飯がススムキムチ」などのキムチ製品が好調に推移したことに加えて、今年3月にフードレーベルホールディングスを子会社化した効果もあり、売上高は2ケタ増となった。ただ、8月以降の台風上陸や9月以降の多雨による野菜の生育不良などを背景に、主要原料の白菜やキュウリの仕入価格が高騰したことが利益を圧迫した。

 なお、17年2月期通期業績予想は、売上高364億400万円(前期比20.7%増)、営業利益9億9100万円(同6.4%増)、純利益7億600万円(同2.1%増)の従来予想を据え置いている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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