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【市況】マザーズ指数は続伸、節税対策売り通過を意識、直近IPO銘柄のシンシアやグレイスが買われる/マザーズ市況

マザーズ指数 <日足> 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場では、前週後半の下落に対する反発狙いの買いが続いたほか、本日が年内受渡の最終売買日だったことから、個人投資家の節税対策売り通過を意識した買いも入り、しっかりした展開となった。本日も直近IPO銘柄の一角などが大きく買われた。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で914.49億円。騰落数は、値上がり143銘柄、値下がり78銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、SOSEI<4565>、モブキャス<3664>、スタジオアタオ<3550>、JAM<8922>などが上昇し、サイバーダイン<7779>が小幅高となった。直近IPO銘柄ではシンシア<7782>が連日の大幅高となり、グレイス<6541>は引けにかけてストップ高水準まで買われた。COOKPAD<2193>前社長が株式公開買付け(TOB)を実施しているみんなのWED<3685>も大幅続伸した。一方、メタップス<6172>、エイトレッド<3969>、MS?Japan<6539>、アカツキ<3932>、リファインバス<6531>などが下落。アカツキは本日売買分より信用規制が実施されている。イグニス<3689>は連日のストップ安。直近IPO銘柄のエルテス<3967>は引けにかけて値を崩した。
《HK》

 提供:フィスコ

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