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【材料】今週のマーケット展望「日経平均は2万円の大台が視野に」~マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(飯村真由)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

こんにちは、フィスコリサーチアナリスト飯村真由の「マネックス証券の気になるレポート」です。

マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、12月26日に配信されました。その中から同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたしますね。

年末ですね。例年1年最後の5営業日は相場が上昇することが多く、「棹尾の一振」と呼ばれているとか。
『今年は特にいわゆる「トランプラリー」で相場に勢いがついており、今週の日本株相場は上昇するだろう』と広木さんは書いています。

そして、『今年は日並びが悪く、(中略)市場に(海外の)投資家が戻って来るのは水曜日以降となり、今年の最終週は盛り上がりに欠けるかもしれない』としながらも『日経平均は2万円の大台目前まで達すると思うが、大台に乗せて終わるのは難しいのではないか。それでも5年連続の上昇は達成できる。バブル期以来、単独2位の記録である』と分析しておられます。

さらに広木さんは『外国人は米大統領選のあった11月以降は、日本株を2兆円超買い越すなど、すでに買いスタンスに転じている。この先、個人が買いに転じれば、「売り手不在」の相場になるだろう』と指摘。『いずれにせよ押さない相場が続いている。おそらく年内はこの基調を保ったまま行くだろう。そして、年明けに若干の波乱を伴う調整局面を迎えるものと思う』と予想されています。

また、今週のイベントについては『しまむらの決算発表にまず注目したい。経済指標は27日発表の11月全国CPI。足元で急速に進んだ円安の効果が指標に反映されているかチェックしたい』ということです。

いよいよ2016年の最終週、日経平均2万円台が見えてくることになるのか、注目してまいりましょう。

飯村真由の「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを飯村真由の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいね。

フィスコリサーチアナリスト 飯村真由

《FA》

 提供:フィスコ

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