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【材料】サンバイオが反発、臨床試験費用に未消化分が発生し17年1月期業績予想を上方修正◇

サンバイオ <日足> 「株探」多機能チャートより
 サンバイオ<4592>が反発。14日の取引終了後、17年1月期の連結業績予想について、売上高を8億8600万円から9億4700万円(前期比19.3%減)へ、営業損益を38億1400万円の赤字から18億400万円の赤字(前期11億2500万円の赤字)へ、最終損益を36億4100万円の赤字から21億3600万円の赤字(同9億8800万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。

 計画策定時に想定し得る最大限の臨床試験費用などを織り込んでいたのに対して、未消化分が発生したことが要因としている。また、提携先である大日本住友製薬<4506>からのマイルストン収入や開発協力金収入で売上高がほぼ計画通りとなったことも寄与するという。

 あわせて発表した第3四半期累計(2~10月)決算は、売上高7億5800万円(前年同期比31.1%減)、営業損益12億1400万円の赤字(前年同期5億6600万円の赤字)、最終損益16億9100万円の赤字(同4億7000万円の赤字)だった。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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