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【材料】<動意株・14日>(前引け)=カゴメ、G-FACTORY、摂津製油

カゴメ <日足> 「株探」多機能チャートより
 カゴメ<2811>=6日続伸。東京株式市場ではここまで上昇相場を主導してきた主力株に買い疲れ感がみられる一方、リスクを抑制化する最小分散投資の反動で下押していた食品株などに、再び物色の矛先が向かい始めている。同社はこのリターンリバーサルの流れに乗っている。SMBC日興証券が13日付で同社株の目標株価を2420円から2790円に引き上げており、これを好感する買いが株高を後押ししている。同社の16年12月期の営業利益について、同証券は飲料事業の好調などを背景に88億円から106億円予想(前期比57.7%増)に上方修正している。

 G-FACTORY<3474>=急伸。13日の取引終了後、12月31日を基準日として1対5株の株式分割を実施すると発表した。投資単位あたりの金額を引き下げることで株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的。なお、効力発生日は来年1月1日を予定している。

 摂津製油<2611>=大幅続伸。食中毒関連製品などを幅広く手掛け、現在大流行の兆しにあるノロウイルス関連として注目を集めている。直近では10月にノロウイルス対応の除菌剤「ユービコールノロV 600ml」を新たに発売、腐食性が心配な場所や加熱が困難な物品に対しても、安全かつ簡便に利用可能であり、需要を取り込む可能性が高い。昨年12月初旬にもノロウイルス関連として株価を短期間に倍化させた実績があり、今回もその連想が働くところ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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