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【材料】WSCOPE、田中化研などリチウム電池関連が高い、素材大手各社の電池部材増産指向が鮮明◇

WSCOPE <日足> 「株探」多機能チャートより
 ダブル・スコープ<6619>が続伸、一時5.5%高の1750円に買われたほか、田中化学研究所<4080>、昭和電工<4004>などリチウム電池部材を手掛ける銘柄が買いを集めている。世界的に環境保全に対する意識が高まるなか、自動車業界では燃費や排ガス規制強化の流れが強まっており、電気自動車(EV)やEVに補助的にエンジンを搭載したプラグインハイブリッド(PHV)の普及が加速する方向にある。

 EV市場の成長を背景に住友化学<4005>など大手化学メーカーをはじめ素材大手各社がリチウムイオン電池材料の大型投資に踏み切る構えにあり、関連銘柄に注目が集まっている。直近では日立化成<4217>が今後5年間で100億円を投じ、リチウムイオン電池の負極材の生産能力を4倍にするとの日経新聞報道も刺激材料となっている。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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