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【材料】新明和工業---特装車が主力、ダンプトラックやごみ収集車などで国内トップシェア

新明和 <日足> 「株探」多機能チャートより

新明和工業<7224>はダンプトラック、ごみ収集車、テールゲートリフタ等の特装車が主力。ダンプトラックやごみ収集車などで国内トップシェア。また、国内唯一の飛行艇メーカーとして「US?2型救難飛行艇」を手掛けるほか、ボーイング787向け部品など航空機部品の開発・製造なども手掛ける。さらに、水中ポンプなどの流体関連製品、機械式駐車設備などのパーキングシステム、リサイクルセンターなどの環境システムを手掛けており、社会基盤をサポートする事業を展開している。高い技術力に加え、開発から製造、販売、メンテナンスまで行う一貫体制が強み。

足元の業績では、17年3月期第2四半期(16年4-9月)の売上高が前年同期比2.6%減の924.15億円、営業利益が同48.0%減の49.03億円、経常利益が同50.4%減の46.75億円、四半期純利益が同52.1%減の29.41億円だった。特装車セグメントは堅調だったが、円高などで航空機セグメントが低調だった。なお、受注高は前年同期比3.7%増と順調に推移。

17年3月期通期については、売上高が前期比1.9%減の2,000.00億円、営業利益が同27.9%減の110.00億円、経常利益が同28.8%減の111.00億円、当期純利益が同26.1%減の76.00億円としている。売上高、各利益ともに上方修正。上半期実績及び今後の見通しを勘案し、業績予想を修正している。従来の通期計画は、売上高が1,970.00億円、営業利益が105.00億円、経常利益が同109.00億円、当期純利益が75.00億円だった。

《TN》

 提供:フィスコ

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