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【材料】テルモが後場一段高、5カ年の中長期成長戦略を策定

テルモ <日足> 「株探」多機能チャートより
 テルモ<4543>が後場に入って一段高となっている。同社はきょう後場寄り直後に、17年4月からの5年間を対象とする中長期成長戦略を策定したと発表。経営目標(想定為替レートは1ドル=105円、1ユーロ=115円)として、売上高は1ケタ後半の成長、調整後営業利益(買収に伴い生じた無形資産償却や一時費用などを除いた営業利益)は2ケタ成長を掲げている。

 グローバル面では、カテーテルや脳血管、ドラッグ&デバイス(薬と医療機器を組み合わせて付加価値を高める領域)、血液治療などの成長する領域、競争力のある分野に注力。国内面では、幅広い製品構成や医療現場との広い接点および確立した流通網などを生かして総合力を発揮していく。また、グローバルに展開するイノベーション拠点やコーティング・微細加工に代表される幅広いコア技術を生かして、自社開発とオープンイノベーションの両輪で、社会的インパクトの大きい未来医療の開発を進めるとしている。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

最終更新日:2016年12月12日 17時37分

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