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【市況】マザーズ指数は7日ぶり反発、売買代金トップのSOSEI上昇がけん引/マザーズ市況

日経平均 <日足> 売買代金 「株探」多機能チャートより

 本日のマザーズ市場は、日経平均が堅調に上値追いを続ける中、押し目買いの動きが優勢となった。注目度の高かったZMPの上場延期が伝わったことで、待機資金もマザーズ市場に向かったようだ。とりわけ、ノバルティス社の試験結果が材料視されて、時価総額上位のSOSEI<4565>が大きく値を上げたことで、指数を押し上げる格好にもなった。なお、マザーズ指数は7日ぶり反発、売買代金は概算で947.48億円。騰落数は、値上がり109銘柄、値下がり103銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのSOSEIが6%超の上昇に。ヘリオス<4593>はアナリストの目標株価引き上げが買い材料視された。イグニス<3689>はVR新子会社が期待材料視されたほか、株主総会の接近で思惑も高まってきているもよう。前日に下落率トップとなったメタップス<6172>も急反発。セキュリティ関連に関心が向かいDDS<3782>も強い動き。ミクシィ<2121>、サイバーダイン<7779>、直近IPOのエルテス<3967>なども堅調で、イントランス<3237>、ACCESS<4813>も賑わう。一方、ドリコム<3793>が急反落となり、鎌倉新書<6184>は好決算発表も出尽し感で売られる。セレス<3696>、チェンジ<3962>なども上値重い動きに。
《KS》

 提供:フィスコ

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