【市況】ETF売買動向＝9日前引け、ｉＳ高配当、大和東証電機が新高値

　9日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比70.8％増の1705億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同68.3％増の1487億円だった。

　個別ではサムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> 、ダイワ上場投信－ＭＳＣＩ日本株人材設備投資指数 <1479> 、ＮＥＸＴダウ・ジョーンズ工業株３０種 <1546> 、ＮＥＸＴ　エネルギー資源 <1618> 、ＮＥＸＴ　金融 <1632> など34銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> 、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> 、日経４００インバース <1471> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> など18銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　産業用金属商品指数上場投資信託 <1686> が27.18％高、ＥＴＦＳ　銀上場投資信託 <1673> が6.74％高、ＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（１０％） <1574> が5.70％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.17％高、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1586> が3.33％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が208円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金977億6300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金625億4800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が167億5300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が98億4300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が79億900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が51億6700万円、ダイワ日経レバレッジ・インデックス <1365> が33億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース