【市況】10時時点の日経平均は前日比141.57円高、「ファストリ上昇・・・あまり筋が良くない」との指摘も

10時時点の日経平均は前日比141.57円高の18907.04円で推移している。ここまでの高値は9時27分の18902.96円、安値は9時02分の18821.41円。SQ値算出に絡んだ売買は買い越しだったとの観測から、日経平均は続伸で取引を開始している。ただ、買い一巡後は、TOPIXがマイナス圏に入るなど伸び悩む格好に。大型株のみ買われる歪な相場展開となっており、一部市場関係者は「225型優勢のあまり筋の良くない上げかた」と指摘している。

大型株では、ファーストリテ<9983>が上げ幅を拡大しており、日経平均を40円押し上げる格好に。また、ソニー<6758>、ファナック<6954>も買われている一方、昨日まで指数をけん引していたソフトバンクグ<9984>はさすがに買い一服となっている。三井物産<8031>、三菱商事<8058>、三井不<8801>がさえない。

（先物OPアナリスト 田代昌之）

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